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DTMのレイテンシーを減らす方法|録音時だけ音が遅れる原因と設定

録音時の遅れは、PC性能だけが原因ではありません。バッファサイズ、重いプラグイン、ドライバー、モニター経路を順番に確認すると、音質を下げずに改善できます。

1|録音時だけバッファサイズを小さくする

ミックス時は512〜1024 samplesでも安定しますが、録音時は遅れを感じやすくなります。まず64〜128 samplesを試し、ノイズや音切れが出る場合は一段ずつ上げます。

2|マスターと録音トラックの重い処理を止める

リニアフェイズEQ、ルックアヘッドリミッター、ノイズ除去、オーバーサンプリングは大きな遅延を追加することがあります。録音中だけバイパスし、DAWのプラグイン遅延表示を確認します。

3|専用ドライバーを選ぶ

Windowsではメーカー提供のASIOドライバーを使用します。汎用ドライバーや複数の音声デバイスを同時に使うと、遅延や不安定さが増える場合があります。

4|ダイレクトモニタリングを使う

オーディオインターフェースのダイレクトモニターは、入力音をPC処理の前にヘッドホンへ返します。遅れがほぼなくなる一方、DAW内のエフェクトは聞こえないため、用途で切り替えます。

5|サンプルレートをむやみに上げない

高いサンプルレートは同じバッファ値でも遅延を短くできますが、CPU負荷とファイル容量が増えます。44.1kHzまたは48kHzで安定しない問題を、96kHzで隠そうとしない方が安全です。

6|無線機器を避ける

Bluetoothヘッドホンは圧縮と転送処理で大きな遅延が発生します。録音と演奏では有線ヘッドホン、オーディオインターフェース直結を使います。

7|プロジェクトを軽くする

編集済みトラックをフリーズ、バウンスし、使っていないソフト音源を停止します。録音用の軽いテンプレートを別に用意する方法も効果的です。

設定を変えたら、一度DAWとインターフェースを再起動します。音切れせず、演奏時に違和感がなく、録音位置もずれない最小のバッファを採用します。

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